なぜ玄関で靴を脱ぐ?

こんにちは、城口です。
最近は新型コロナウイルス感染者数も減ってきてそろそろ旅行に行って息抜きをしたいですね。

皆様は旅館で温泉に入りご当地の名産品や郷土料理をいただいてゆっくり息抜き派ですか?
それともリゾートホテルできれいな夜景やオーシャンビュー、ビュッフェなどを堪能派ですか?
どちらも捨てがたいですね、、、
私は夏はリゾート、冬は温泉に行きたい欲張り派です笑

ところでホテルと旅館の違いって何でしょう?
和風と洋風? 畳と絨毯? ふとんとベット? 大浴場とユニットバス?

数え上げればきりがありませんが、
部屋の中に入る際に靴を脱ぐか脱がないか?
も大きな違いだと思います。

なぜ靴を脱ぐのか?と考えると、
「気心を許せるか否か」ということが理由の1つとして考えられます。

ホテルのホールで行うパーティーと旅館で行う大宴会とでは、靴を脱いでる旅館のほうが一歩踏み込んだ間柄になれそうな気がするのは私だけでしょうか?

靴を脱ぐ玄関は、一緒に住む方々を親密にすることができる装置なのかもしれませんね。

玄関を設計する際は靴を脱ぐことの意味を理解したうえで、それをどのようなカタチに落ち着かせるか考えなければなりません。
「どのように靴を脱がせるか、脱いだ靴をどこにしまうか、脱ぐのは靴だけか?」
など、想像以上に問題が山盛りの世界なのです。
最近ではシューズクローゼットを玄関に設けて、靴はもちろん、外で使用したコートやキャリーバックなども収納できるスペースを確保する家も増えています。
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この写真も最近出来上がった新築のお家の大容量シューズクローゼットです。

良いことがあった時、悲しいことがあった時、嫌なことがあった時、、、

どんな時でもどんな自分でも迎えてくれる家族が待つ家への入り口なので、ドアの向きや種類、たたきの形、下駄箱の位置やサイズなど、1つ1つをこだわってみるのも新たなライフスタイルが創れるかもしれないですね。