畳のお話について

こんにちは。
今回ブログに初挑戦させて頂くのは、オズハウスで総務・経理を担当してます小澤です。

急に暑くなったり、雨が降るとひんやりしたりで、服装選びに困りますよね。
体調管理に気を付けましょう。

先日、小学校の授業参観の後、役員決めがありました。
私は今年、広報委員になりました。
PTA活動や学校行事の取材活動及び原稿作成をするそうです。
初めての広報委員なので楽しみです。


さて話は変わりますが、畳って寝ころびたくなりませんか?
畳にはリラックス効果もあるみたいです(^^)

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今回は、「畳」についてのお話です!


日本固有の文化である畳は、日本で発達した床材であり、
日本の気候や風土に最適な床材です。

さらに、畳は室内の快適性に大いに役立つこと、
地域によって大きさが異なることをご存じでしたか?

代表的な地域別の畳のサイズである、4種類を見てみましょう。

・京間(きょうま)
京間は、京都や関西地方、中国地方、九州地方などで用いられており、
本間(ほんま)、本間間(ほんけんま)とも呼ばれています。
サイズは「191cm×95.5cm」と、4種類のなかでもっとも大きいのが特徴です。

・中京間(ちゅうきょうま)
中京間のサイズは「182cm×91cm」と、京間の次の大きさとなります。
三六間(さぶろくま)とも呼ばれ、おもに愛知、岐阜などの中京地区、
福島、山形の東北地方、北陸地方の一部、奄美大島など、
日本各地で用いられています。


・江戸間(えどま)
江戸間は五八間(ごはちま)、関東間(かんとうま)とも呼ばれ、
全国的な標準規格として、関東地方や東北地方、北海道で用いられています。
サイズは「176cm×88cm」と中京間によりもさらに小さくなります。


・団地間(だんちま)
団地間とは五六間(ごろくま)とも呼ばれ、おもに公団住宅、
アパート、マンションなどで用いられています。
サイズは「170cm×85cm」と、4種類のなかでもっとも小さいのが特徴です。

畳の大きさは部屋の広さをあらわす単位として利用するため、
住まいが変わる際には知っておくと役立ちます!
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西日本では、
京間や中京までは、畳を並べた寸法に合わせ、
その外側に柱を立てます。
そのため、柱の中心から柱の中心までの距離は、
畳+柱1本となります。

メリットとしては、ふすまや障子も畳のサイズを基準にするので、
規格化され使いまわしが可能になります。
この畳を基準にする方法を畳割と呼びます。

これに対し関東では、
畳ではなく柱と柱の間の距離を基準にします。

そのため、使う畳の枚数が違う10畳間と6畳間では畳の寸法が
異なるようになり、使いまわしができないのです。
この方法を柱割りと呼びます。

江戸間に、伝統的な和ダンスセットが
おさまらないことがあるのは、このためなのです。

ただ柱割りでは、柱の太さにとらわれないため、
施工が楽で早いというメリットがあります。

そのため、火事の多かった江戸で使われ始めたといわれています。
こういった利便性の高さ、そして近年では和室の減少もあって、
現在では柱割りが多くなっているようです。

和室の利用は減っては来ましたが、畳を使用する際は縁のない
半畳の琉球畳を使う方も多くなってきているようです。

これは和室でなくても、リビングの一角に敷くことで
畳の応接スペースを作ったりできるため、
最近では人気が高まっています。

畳には抗菌作用やリッラクス効果もあるので、ハウスダストや
アレルギーで悩んでる人はもちろんのこと、ストレスを感じてる
人にも効果的です。

畳に関する研究で、集中力の持続効果も報告されています。
子供の勉強部屋を畳にすることで集中力アップにもつながります。


おしゃれで素敵な畳コーナーを是非オズハウスにご相談ください。

スマートホームについて

こんにちは!新生活、少し慣れてきましたか?
私個人的には、子どもが小学校に上がって一週間ですが、
子どもも今のところ楽しく小学校に通っており、
少し安心しているところです。

小学生にもなると、私の小さい頃はよく近所のお友だちの家に一人で行ったり、
駄菓子屋さんへ友達同士で出かけたりしていたのを覚えていますが、、、

昔に比べて、子どもを一人で近くの公園に行かせたり、
お手伝いで近くのスーパーに行ってもらったりすることが不安な社会になってきていますよね( ノД`)シクシク...
物騒な世の中なため、小さいころからスマホやキッズ携帯を子供に持たせる親御さんも多いのではないでしょうか。

これからの世の中、どの世代にもスマホが欠かせなくなるのでしょうか。
機械やAIに頼るなんて、少し悲しい気もしますが、
今の機械には頭が上がりませんよね笑

頼れるところは頼って、心配事や手間なことを少しでも減らして
毎日楽しく過ごしたいですね。
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住まいに関しても近年スマートホームが注目されています!
スマートホームの魅力と実践方法を今日は少し書きます。

●スマートホームの魅力とその実践方法
スマートホームとは、家電や設備をインターネットでつなぎ、
自動化や遠隔操作が可能な住まいのことです。

スマートホームの最大の魅力は、生活が便利で快適になることです。
例えば、照明やエアコンの自動制御、セキュリティの強化など、
多くの機能が自動化されることで、家庭内のストレスが軽減されます。
さらに、遠隔操作が可能なため、外出先からでも家の様子を確認したり、
家電の操作ができるので、より安心で快適な暮らしを実現できます。

スマートホームにするためには、
まずは家庭内のインターネット環境を整えることが重要です。
次に、スマート家電やIoT機器を導入し、
それらを連携させるためのハブやアプリを使って一元管理します。
新築の場合は、
設計段階からスマートホーム機能を盛り込むことも可能です。
また、既存の住宅でも、
段階的にスマート家電やIoT機器を取り入れていくことで、
スマートホーム化を進めることができます。

●スマートホーム導入のメリット・デメリット
スマートホーム導入にはメリットが多い一方で、デメリットも存在します。
メリットとしては、生活の便利さ向上、セキュリティの強化、
介護・福祉分野への応用、災害対策などが挙げられます。
デメリットとしては、導入コスト、サイバーセキュリティの懸念、
プライバシー問題、技術の進化に伴うアップデートや
機器の交換が必要になる場合があります。

●これからのスマートホームの発展と課題
2023年のスマートホームでは、
AI(人工知能)やVR(仮想現実)技術が注目されています。
AIを活用した家電やシステムは、住まいの状況を把握し、
最適な運用方法を提案してくれるため、
更なる快適さや省エネ効果が期待できます。
また、VR技術はインテリアデザインや家具配置のシミュレーションに
活用されることで、理想の住空間を実現しやすくなります。

スマートホームは今後も技術の進化とともに発展が期待されますが、
課題も存在します。
発展としては、AI技術の進化、5G通信の普及、
コミュニティや都市全体との連携、サステナビリティが挙げられます。
課題としては、標準化、デジタルデバイド、教育・啓発が重要となります。

今後は、AIとの共生、完全自動化が期待されています。
AI技術が進化し、より人間らしい対話やサポートが可能になり、
家族の一員としてAIと共生する生活が実現されるかもしれません。
また、家庭内のあらゆるタスクが自動化され、
人間が手をかけることなく生活できる住まいが登場するでしょう。
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スマートホームは、便利で快適な生活を実現するための
最先端技術が詰まった住まいです。
インターネット環境を整え、スマート家電やIoT機器を導入することで、
自動化や遠隔操作が可能になり、快適な生活が手に入ります。
また、これからのスマートホームはAI技術や5G通信の普及、
サステナビリティなどの要素が組み込まれ、
より賢い住まいが実現されるでしょう。

ただし、スマートホーム導入にあたっては、
コストやサイバーセキュリティ、プライバシー問題などの
デメリットも考慮する必要があります。
また、標準化やデジタルデバイド、教育・啓発といった
課題にも取り組むことが重要です。

個人的な意見としては、AIやVRに頼り過ぎて、
人間の脳が衰えていかないのか?
バーチャルな世界に目を向けすぎて、
実際の世界(現実)から離れて行ってしまうのではないか?
というところも不安ですが、
最先端の技術を活用して、新しい生活スタイルを適度に取り入れて、
より快適な生活を楽しんでみるのもいいですね♪♪

高齢化時代に向けた家づくり

こんにちは。もう4月ですね!!
この前3月のカレンダーをめくったばかりだよな?
と思いながら、今朝事務所のカレンダーをめくりました。

時の立つのは早いですねぇ~(^^)
ぼーっとしていたらすぐ年を取ってしまうので、
日々楽しいことを見つけて行動していきたいものです♪

年を取ると言えば、
先日テレビを見ていたら、日本社会の高齢化が特集されていました。
このことは今に始まった問題ではありませんが、
私たちの住宅業界でも、高齢者にやさしい家づくりというものが1つの課題となっており、高齢者向けの仕様=バリアフリー住宅に関するお客様からお問い合わせも時々頂戴します。
先日も「車いすにのったまま家に入れるようにしたい!」
というお問い合わせもありました。

当社に家づくりをお任せいただける方の中で、最も多いのは30代の
子育て世代、次に多いのが50~60代の建て替え世代です。

建て替え世代の方はやはりご自身たちにとって暮らしやすい家をと、
また30代の方の中で親御様と同居される方、もしくは将来同居する予定の方は親御様のためにと、バリアフリーの仕様に関心を持たれます。

親御様と同居されない30代の方も、多くの方が組まれる住宅ローンを
払い終える頃には50代60代です。その時の暮らしを視野に入れて、
今からバリアフリーを見込んだ家づくりの相談をされる方が最近では
多いです。

では、高齢者にやさしい家づくり・仕様とはどのようなものがあるでしょうか。

以下は、当社でお客様からご相談を受けた際に対応している、
高齢者向け仕様の一例です。

<玄関周り>
・玄関ドアを車いすが出入りできるよう、幅90cm以上確保
・玄関を車いすが出入りしやすいよう、上がり框の段差を低くする
・アプローチ部分に手すりを設置する
・玄関に腰かけスペースをつくる
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<廊下>
・車いすでの生活を考慮し、廊下幅を90cm以上確保する

※車いすの幅は、基本的に70cm以下なので、車いすが通る廊下の
幅は90cm以上が通過しやすい幅です。ただし、廊下で車いすと人が
すれ違うためには120cmほどの幅が必要です。また曲がり角のある廊下の
場合は、車いすを回転させる必要があるため、140~150cmの幅が
望ましいです。

・車いすでの生活を考慮し、へこみや傷のつきにくい、強度の高い床材を
使用する
・歩きやすいよう、廊下の壁に手すりなどを付ける

※他にも、そもそも廊下のない間取り配置というのもご希望に合わせて
ご提案させていただいています。

<居室>
・つまずきにくいよう、敷居の段差をなくす
・寝室は、トイレに近い場所に設置する
・居室内に手すりを設置する
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<浴室>
・動きを補助するための手すりを設置
・出入り口の段差をなくす
・浴槽をまたぎやすいように、45cm以下の高さにし、浴槽底と洗い場の
高低差をなくす
・浴槽の端に腰かけながらまたげるようにする
・滑りにくい浴室床材を使用
・ヒートショック対策として、浴室と脱衣室の温度差を減らすよう暖房器具等を提案する
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<トイレ>
・体を支えるための手すりを設置
・立ち座りしやすいように便座を高くする
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<扉・照明>
・扉を、開閉しやすい引き戸にする、またはレバーハンドルを付ける
・照明のスイッチを、使いやすいワイドスイッチにする

上記はほんの一例ですが、高齢者の目線から考えて、それぞれの機能障害や不安にあわせてご提案させて頂いております。

もちろんお若いご家族が、全てを新築の時から組み込む必要はないかも
しれません。しかし今はお若い方も、いずれは必ず高齢者となります。
いつまでも長く快適に過ごすことができるよう、私たちは先々を見据えた
間取りなどの家づくりを大切にしたいと考えています。