たかがドア、されどドア

こんにちは。
毎日、冬の寒さが厳しいですね~。
暖かいリビングからドアを開けて一歩出る時には少々覚悟が必要な城口です笑

お手洗いやお風呂、寝室に行くときなど、ドアを挟んで別の部屋に行くときの寒さは本当に嫌ですよね(+_+)

今回はそんな関門のような【ドア】について少し。

まず部屋と部屋の間のドアについて考えてみましょう。

同じ場所に同じ形で同じ大きさのドアを取り付けたとしましょう。
普段皆様の周りにあるドアを思い出していただくと、
開き方は全て『内開き』が原則です。

なぜこのように開かなければならないのか、、、?

ドアの開き方1つをとっても、人は常に心地よく、ストレスのない暮らしを望んでいるからなのです。

外開きじゃない理由は、ドアを開ける時に廊下に誰かがいたとしても、お互いがノンストレスでいられるから。

もし外開きのドアだったら、
「だれかの足音がするからドアを開けるとその人にドアがぶつかってケガするかもしれないな、だからゆっくり開けてみようかな~」なんていう事を、考えたくもないのに脳が勝手に考えてしまいますよね。これが毎日だったら、脳が疲れている時にいつか本当にケガをするかもしれません。些細なことでイラっとして喧嘩がはじまるかもしれません笑(^^;)

たかがドア。されどドア。

また、ドアは人間の動きに素直に従わせるように取り付けられています。

ドアを壁側ではないほうに取り付けると、90°開かないと室内に入れません。ですが、壁側に取り付けることで半開きでも部屋の真ん中へ滑り込むことができます。

ドアの開閉にかかわらず、立つ・座るなどの日常的な動作においても、
人は実に美しい一連の動作をします。
ですから、もしドアが壁に向かって開かないドアであったら
多少はイラっとするでしょう笑

なので、ドアは壁に向かって開くように取りつけるのが原則です。
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ですが、すべてのドアが内開きならいいのか?
実はそうではありません。
ドアは内開きが原則とはいえ、いくつかの例外もございます。

例えば「 納戸の扉 」。

内開きだと中に置いてあるものが邪魔をしてうまく開閉ができなくなります。
またドアの開閉スペースを考えてものを収納しなければならず、納戸に無駄なスペースがうまれます。
なのでこの場合は外開きにするか、2枚に折りたためる折れ戸や引き戸にするなど、ドアの種類を検討するのが良いでしょう。

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トイレのドアや玄関の扉も色々よく考えないと、いざ新生活!!
となった時に『あー、ここもうちょっとこうしとけばよかった』なんて後悔してしまうかもしれないですね、、、。

なので、たかがドア、されどドアなのです。

ドアに限らず住宅に元から当たり前のようについているものには一つ一つに意味があり、人の動作を考えて、住む人にとって快適に取り付けられているのかもしれませんね。
その当たり前を疑ってみると、住宅選びがもっと楽しくなるかもしれないですよ♪

居心地の良い空間でお家時間を過ごしましょう!

こんにちは、城口です。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
年明けて早々、今度はオミクロンが世間を騒がせていますが、、、(^^;)
自分にできることはこれまでと変わらないので、
今年も自分に今できることを地道にやっていきたいと思っています♪
今年もよろしくお願いいたします。

コロナがいつまで続くのかわかりませんが、引き続き家で過ごす時間が長くなりそうなので、今回は、居心地の良いインテリア「ジャパンディ」について書きます。

「ジャパンディ」とは、日本を表す「ジャパン」と、北欧を表すスカンディナビアを組み合わせた造語です。様々なインテリアスタイルのジャンルがありますが、最近世界的に人気を集めている新ジャンルです。

日本のインテリアとは、和室や茶室をイメージするとわかりやすいですが、ずばり「ミニマル&シンプル」です。(オズハウスミニマルはこちら)無駄なものは置かないで、布団や座布団などは使わないものは片づける習慣があるので、部屋全体がスッキリしています。唯一部屋に置くモノはその存在を大切にして、モノが空間を、空間がモノを互いを引き立てあっています。壁や床には旬の花や工芸品を飾り、広い開口部から縁側や庭が見え、季節やその時のテーマを感じることもできます。柱や畳、障子、欄間など、多くの場所に天然素材が使われており、丁寧で繊細な日本の伝統を五感で感じることができるのも日本のインテリアの特徴です。


北欧は冬が長く、日照時間が短いため、家で過ごす時間もおのずと長くなるため、いかに家で快適に過ごすかが北欧のインテリアでは重要となってきます。そのため機能性や実用性も重視している「居心地の良い空間」です。北欧のインテリアは、シンプルなフォルムや上質な天然素材をつかっているのが特徴ですが、シンプルな中にも少し遊び心のある色やモチーフが使われています。

こうしてみると、天然素材、シンプル、アートな部分など、日本と北欧のインテリアには共通点が多いですね。これらをうまくコラボすると、「スッキリしているけれども、遊び心もある、居心地の良い空間」=「ジャパンディ」となるわけです。

「ジャパンディ」な空間にするポイント
①使わないものは片づけて、処分して、シンプルで余白のある空間に!
②天然素材(木材、ウール、リネンなど)を取り入れる!
③物の数は少なく、そのものの存在や価値を大切に!
④色数やコントラストの強い色の組み合わせはしない!(生成り、明るいベージュ、アースカラー、漆喰色など)
⑤ちょっとした遊び心をプラスする!(植物、明るい色のカーテン、絵画、照明など)

お家時間が長い今、家でいかに快適に過ごすかが求められていますので、「ジャパンディ」スタイルはまさにぴったりですね!

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2022年スタート

新年明けましておめでとうございます!

今年もスタッフ一同、一丸となって地域に必要とされる工務店を目指し取り組んで参りますので、引き続きオズハウス/建築工房OZ.をどうか宜しくお願い致します。


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新年一発目の投稿は、時々登場しますと当ブログ最初の記事で宣言して、半年ぶりに登場しましたのは、私こと小澤でございます。
昨年も注文住宅・リフォーム・リノベーション・商業建築・・・etcと様々な案件のご相談を頂き充実した年を送らせて頂きました事を大変喜ばしく思いますと共に、お問合せ頂きましたお客様には改めて感謝の意を表し、お客様のスキオモイカタチにする事で期待にお応えさせて頂きます。

ただ、昨年は引き続きコロナ禍から波及し、資材不足から資材の高騰、そして相変わらずの人手不足等、重なる困難にもさらされ今後の工務店の在り方を考えさせられる年でもありました。
今年もまだ余波が残り、先行き不透明な状況ではありますが、決して状況に屈することなく、今できる事を正面からしっかりと取り組み、存在する事そのものの意義を大切にして活動します。

そんな決意と共に、

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スケジュール上、昨年の忘年会は出来ませんでしたので、昨日はスタッフ一同でささやかな新年会を開催させて頂きました。

*私と城口の生大に挟まれる一番体は大きな上田の生中が可愛くも見えます。

本来、七草粥を頂くところですが、もつ鍋の締めで、中華麺ではなくあえてこってりとした雑炊で〆ました。
終始ビールを流し込む私たちには良いアテでした。

今年は私のブログ更新頻度を上げ、イベントの年間計画も立てましたのでその計画を着実に実行し、そしてより内容の充実した情報発信を心掛けますので、またちょくちょくチェック頂ければ幸いです。

そして末筆になりましたが、皆様にとりまして今年という一年がより良い年となります事を心よりお祈り申し上げます。