4畳半の空間

皆さん、こんにちは。
まだ寒い日もありますが、少しずつ暖かくなってきましたね。
松山市の桜も3月末頃開花予想で待ち遠しいですね(^^♪

さて4/12㈯13㈰にカフェテリアEKINONEKIさんでワークショップイベント開催いたします(^^)/
セラピスト芯の今井さんにアロマオイル作り、ハンドマッサージの仕方を教えていただきます!
近日中にNewsの方に掲載させていただきます。皆様のお越しをお待ちしております(*^^*)

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今回は、茶道に関するお話をさせていただきます。

茶室は、簡素な庵(いおり)を意識して作られたもので
茅葺きや板葺きの屋根、茶室に向かう露地の飛び石や、
湧き水をイメージした蹲踞(つくばい)がある主に正方形の部屋。
※蹲踞=背の低い手水鉢のこと
広さは方丈、つまり1丈(10尺=約3m)四方なので、


畳を敷くと、4畳半の正方形ですね。
4畳半というと、人と人の距離が密になり
無駄な物を置くスペースが確保できません。
しかし、お茶を点てて客人に振る舞う点前に
集中できる極小空間である事こそが、
千利休が目指した侘び寂び、侘茶だそうです。


小さな4畳半ですが、採光には工夫がなされており
2枚引の障子戸にするのを止めて、60センチ四方のにじり口にして
光を遮り、土壁に窓を小さく開けて、
スポットライトのような感じで光が差し込むように工夫し、
光と影のコントラストを生み出したそうです。


利休の時代、茶人の中心は
主に都会に住む町衆達だったそうで、
都会にいながら山里の空間を楽しめる茶室を
心より楽しんでいたとの内容も残されています。

4畳半という小さな空間でも、
用途を明確にしたうえで工夫する事により
特別な空間として輝かせる、日本人の技と心。
今の時代にも、各地に腕のいい大工さんや設計士さんがいます。
家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方、
お気軽に、弊社までご相談ください。


24時間換気は切っちゃダメ?

皆さん、おはようございます。
今週はまた寒くなり雪が降る地域もありますが、もう3月早いですね。
お子様がご卒業を迎えられる皆様おめでとうとうございます(*^^*)
昨年娘が高校を卒業して一年になりますが、月日が過ぎるのはあっという間
ですね(;´Д`)時間は有限なので今を大切に生きないとと思いました。

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まだ寒いので家の暖房をつけて、お家の中を温かくして
快適な空間にしたいですよね。
こんな時、お家の中にある24時間換気が
地味に寒かったこととかありませんか?

でも実は、24時間換気って
住まいの環境を守るためにとっても大切な仕組みなんです。
そのため、寒い時期だからといって、
気軽に運転を停止するのはおすすめできません。

 
今回は、24時間換気の必要性についてお話します。
24時間換気とは、
建物に設置した換気設備で居住空間の空気を
強制的に入れ替えるシステムの事です。


もともと気密性の低かった日本の住宅は、
住宅性能が向上し、暑さや寒さ対策のため、
気密性が高まっています。 

しかし、技術が進み、私たちが化学物質を含むものを
多く使うようになったことによって、
建具や家具から生じる化学物質や、
生活の中で生じるチリやホコリ等を原因とした健康被害
「シックハウス症候群」という体調不良が問題になっていました。
なぜなら、換気性能が十分でなかったからです。

 
そこで、2003年の建築基準法改正では、
すべての住宅に24時間換気システムの設置を義務化しました。
これにより、1時間に居住空間の半分の空気を
入れ替えることが基準とされています。

これは24時間換気システムにより計画換気を行うことで、
汚れた空気を排出して、新鮮な空気を取り込み、
シックハウス症候群などを防ぐことを目的としています。

寒い時期などは、
もしかすると給気口から入ってきた空気によって
風の流れができ、寒さを感じることがあるかもしれません、、
しかし、だからといって、24時間換気を止めるのは良くないです!


24時間換気とは、その名の通り24時間換気をしなくてはいけません。
万が一止めてしまった場合、室内に入った空気が排出されず
空気に含まれた湿気や汚れ、ホコリなどが室内に留まることで
結露やカビの原因になったり、カビをエサにとするダニが増えて
アレルギーの原因になったりしてしまいます。

もし、24時間換気で寒いと感じる場合は、止めるのではなく
こんな対策をとってみるのもいいかもしれません。

・給気口に専用のカバーやフィルターをつける

・サーキュレーター等を利用して、暖房で暖めた空気を循環させる

・給気口量を調節する

自身の健康・家族の健康、また建物の劣化を防ぐためにも、
24時間換気で常に新鮮な空気を取り入れることが大切です!

居心地のいい居住空間で、
毎日健康に素敵な一日を過ごしていきましょう!