屋根の形

こんにちは。城口です。

最近いい天気が続いていますが、
雨が降った時にどうしても外に出かけないといけない。
そんな時、皆様ならどうしますか・・・?
そうです、傘を差しますよね。
ではなぜ傘をさすのかというと・・・
それは身体や服、かばんを濡らしたくないからですよね。
何を当たり前の事を言っているんだ!!

という声が聞こえてきそうなのでそろそろ本題に入ります♪

人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。
建物になぜ屋根がついているかというと
それは人と同じで部屋の中や外壁などを濡れにくくし、家を傷みにくくするためです。

軒の出の深い屋根は大きな傘をさしているのと同じですから濡れにくくなります。
ただ、人によっては大きな傘は邪魔くさいな、重たいなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は防水性の高い材料を選ぶのもいいですね!!

いずれにせよ、降る雨は下に流れるのでその流れに逆らわないような屋根のデザインが必要になってきます。

軒を長くして、軒下にバルコニーを付けるのも魅力的ですね。
その際に、『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』という悩みに直面したら
軒の上にトップライトをつけ、室内に明るさを入れることで解決できます。

いっそのこと、垂れ流しにすることもいいですね!!
一般的にはドレンに集水し、竪樋を通し排水していきますが、場合によってはバルコニーの先端から垂れ流ししてしまうほうがむしろ簡単だし安全かもしれないですね。

皆様はどんな屋根がお好みですか??
自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいですね♪

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11月22日と言えば・・・

こんにちは。城口です。

11月22日と言えば、、、
いい夫婦の日~!!!
ベタですね~!!!

今朝のテレビで、「いい夫婦の秘訣は何か!?」というベタ~な話し合いを聞いていると、
ルールを決めるとか、あいさつはするとか、、、色んな策がありましたが、やはり夫婦間のコミュニケーションの量ではないか!という結論に至っていました。

たしかに!!!
何気ない会話、不満を我慢しないで言う、笑い合う、相談する。。。
夫婦間だけでなく、どの場面でも大切なことですよね!!!

もちろん家を建てる時も同じです!
ハウスメーカー、ビルダー、工務店、大工さん等、家をつくるたくさんの会社、人がいます。その中で、自分にあった住宅会社を選ぶのはとても大変です。万が一選択を誤ってしまうと、楽しいはずの家づくりが台無しになってしまうかもしれません。一緒に家づくりをしてくれる、コミュニケーションの取りやすい『パートナー』を見つけることは、家づくりの大切な第一歩です。

夫婦のような『ベストパートナー』を見つけることが出来たら、家を建てる時も、建てた後のつながりも良好なのではないでしょうか。

オズハウスでは、住まい造りのプロとしてお客様の価値観を共有し、一軒一軒そのお家に永年気持ち良く安心して大切に住んで頂く為に、ご家族にとって後悔のないベストな選択をして頂けるようサポート致します。
お家に住まれる皆様が大切にするコンセプト、そして重視したい要素を最大限尊重し、夢のマイホーム実現をお手伝いする黒子役として、お客様に寄り添わせて頂きます。

お家づくりでお悩み、ご相談がありましたら、何気ない事でもぜひお問い合わせくださいませ☆皆様とのやり取りを楽しみにしております。
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自然災害に備えた住宅

こんにちは。城口です。
先週いつ何が起こるかわからないので予防、早期発見、メンテナンスは大切だ!と書きましたが、いつ起こるかわからないといえば自然災害!怖いですよね!

最近の自然災害といえば、先月20日午前、熊本県にある阿蘇山の中岳第一火口で、中規模の噴火が起きました。今回の火山噴火の場合、中規模であったことから16名の登山者もおりましたが、なんとか無事に下山できたようで良かったですが。。。

元々、阿蘇山は「阿蘇カルデラ」とも呼ばれ、世界でも有数の大型カルデラ(火山活動でできた大きな凹地)を持ち、「火の国」熊本県のシンボル的な存在として親しまれています。今後の噴火動向が気になるところですが、阿蘇山以外も、日本は世界でも有数の火山大国であり、地震も多く、世界の地震活動のエネルギーの1~2割が集中するほど活発といわれています。
その為、日本の住宅の法律は厳しく、耐震等級設定もクオリティの高いものが求められています。

火山噴火の場合、住宅関係での被害は、「火山灰」が多いようです。
阿蘇山ではないですが、鹿児島の桜島は今も活発に活動しており、時節降灰を上げながら噴火をしている為、「克灰住宅」が注目されています。
「克灰住宅」とは、降灰について家屋内への侵入を防ぐ、雨で流れやすくする、除去作業を容易にするの大きく3つの工夫を凝らすというテーマの住宅で、窓には気密サッシや2重サッシを使用する。また灰の除去作業を容易にするために灰シューターと呼ばれるものを設置し、屋根から落ちる灰が自動的に溜まる仕組みにしているようです。

愛媛県には、温泉が出るにもかかわらず、活火山はないようなので「克灰住宅」とは縁遠いですが、地震はたびたび起こりますよね!今後、南海トラフや安芸灘、伊予灘、豊後水道、日向灘での地震発生確率も高いですので、「地震が起きても崩壊しない建物」「地震時、家の中のヒトやモノを守れる家」の方が関心が高いかもしれませんね。

地震に強い家を建てるにはまず、地震に強い土地、基礎が必要です。
そして、家の形で言うと、凸凹していない形、地面に接する部分が広い平屋、2階部分ができるだけ1階部分の真ん中に乗っている形など、シンプルな形や重心がそろっている形、土台がしっかりしている形が地震には強いようです。
その他にも工法や構造材、間取り、耐震基準、免振・制振装置などなど、地震に備えた対策は様々です。

住む土地に合わせて、安心して暮らすことができる住宅を検討したいですね。
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重要なのは早期発見

こんにちは、城口です。

毎年、11月3日の文化の日は日本各地の美術館や博物館の入館料が無料になる日のようです。今年上野の国立科学博物館では大英博物館展ということで、ミイラの特別展示が開催されていました。

今回のみどころは、「CTスキャン」等を駆使した最新のミイラ研究です。
「CTスキャン」とは、医療現場で利用されているCT検査のことです。
放射線、電磁波の一種を利用した検査方法で、人の輪切りの画像をとって脳や肺の中などに異常がないかどうかチェックできるものです。

実際に人が入る検査機器の中でミイラがスキャンされ、約7000枚も撮影されており、まさに考古学のパパラッチ級の出来事のようです。

なぜCTが利用されたかというと、ミイラを破壊することなく、その内部に秘められた謎を解明する、言い換えれば、コンピューター上でミイラを開封することができるからです。

今回、明らかになったのはその時代の人がどのように生きたのか、そしてどのように生涯を終えたかまで、今までわからなかった細かい部分までが判明したそうです。
研究者曰く、「ミイラはその人の生きた履歴書のようなもの」、ロマンを感じる言葉です。

では、「CTスキャン」が建築や住宅に生かされているのかというと、実は生かされています。
3次元構造物健全性診断システムという、コンクリートの中の損傷等、「建物の異常」を「CTスキャン」によって、早期の段階で発見するもの、人間ドックならぬ、"構造物ドック"というものがあるそうです。

2025年には、建設後50年以上経過する橋梁等の社会資本が約7万か所にもなるとのこと。
今は2021年、あと4年後には建物の異常がどんどん出てくるかもしれないという現実になりうるということです。

タイムリーな話題として、2021年10月3日午後、和歌山県和歌山市松島で「水道橋」が崩落したという事件が起きました。この水道橋の名前は「六十谷(むそた)水管橋」ですが、1975年に設置され、約46年経過しており、既に2015年に耐震化工事を行っていたり、再来年まで耐用年数が持つと想定されていた中での今回の事件は想定外であり、原因は、果たして老朽化なのか、それとも別の問題なのかは不明です。今後の動向が気になるところですが、今回の和歌山県以外でも同様の出来事が考えられるのではないかとニュースでも話題になっています。

建物自体、建物の設備の老朽化については、「首都高速道路」も著名かと思われます。昭和23年(1953年)に単に1964年の東京オリンピック開催の為だけに作られたわけではなく、慢性的な交通渋滞の緩和を目指し、「首都高速道路に関する計画」から生まれた道路です。
こちらも「水道橋」同様に、開通から約50年以上経過した箇所があり、既に都の整備局は修繕作業を行っています。

周辺の再開発で増え続ける新しい高層ビルの中に、50年以上も立ち続けている「首都高」の雄姿は、時代の変遷に耐えしのぐ、力強さと50年以上も耐久力があるという日本の技術力の高さとも捉えられますが、老朽化とともに構造上どこか問題が出てきていないのかも気になります。

限られたコストで膨大な社会インフラを維持していくうえでも、"構造物ドック"の技術向上は今後、重要になってきそうです。

人間の病気も構造物の異常も、重要なのは早期発見!!
異常が出ないためにも予防、早期発見、メンテナンスは大切ですね!!
そして最近は気候変動も著しく、いつ何が起こるかわかりませんので、今を楽しんでいきましょう♪♪

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祝!M様邸完成!

こんにちは。城口です。

以前にもちょこちょこブログに登場させて頂いていたM様邸。
先日お引渡しさせて頂きましたので、完成写真を少しだけ。

深いグリーンのオシャレな外観の玄関を入ると、
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家族がつながりやすいリビングスペースが!
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収納も豊富です!
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詳しくは後日、施工事例をアップしますので、お楽しみに♪♪

以前もブログで書きましたが、
日本の建築の用語に、住宅業界の方であればご存じである、「竣工」という言葉があります。

意味としては「住宅が完成する」という意味だけと思われがちですが、
「建物は住み続けることで完成に近づいていく」という考えも含まれています。

住む人が何代にもわたって住み続け、掃除やメンテナンスにより手をかけていくことで、住人の味が出てきて、より美しくなっていきます。

ご夫婦のこだわりの詰まったM様邸。
今後、ご家族の手により素敵に変化していくことを楽しみに見守らせて頂きたいと思っております。

この度はありがとうございました。